前回の記事では、24ツインパワー4000XGを購入した経緯や機能、スペックについてダラダラと紹介しました。
今回はその続編として、サワラキャスティングで実際に使用してみた感想をお伝えします。
特に注目したのは、みんな気になる密巻きの「インフィニティーループ」。ラインスラッグを存分に出してジャークしてきました!
結論から言ってしまうと、ライントラブルは一切なかったです。ラインメンディングさえしっかりしておけばトラブルが起こることはありませんでした。
他にも、飛距離や操作性、そしてライントラブルを起こさないためのラインメンディングの方法など、じっくりとレビューしていきます。
24ツインパワーのインプレ
当日のセッティング、ラインはハリのない中古!
まず、サワラキャスティングに使用したロッドは天龍 Spike BonitoSK672BN-L(‘16)。サワラキャスティングにはちょっと強めのロッドですが、ショートグリップの操作性は抜群!
ラインはあえてハリのない中古のPEライン スーパージグマンX8の1.5号を200m巻き、リーダーは30ポンドのフロロカーボンを2mセットしガイドにノットが入るようにしました。
天候は曇りで、ベタ凪。風がないのが気になりましたが終始ローライトで、期待感は上がります。
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キャストフィールと飛距離
最初に驚いたのは、キャスティング時の飛距離。密巻き「インフィニティーループ」によってラインが非常にスムーズに放出され、これまでよりも確実に飛距離が伸びました。
ロッドは違えど同じルアーを使用している同船者よりも10%くらい飛んでいるイメージです。遠投が必要なシチュエーションでは、少しの飛距離の違いが釣果を左右することもあるため、この効果は非常に大きいです。
そして、何よりキャストフィールが気持ち良すぎる!よだれ出る。
通常と比較しても、インフィニティーループはラインの放出抵抗を抑えており、軽い力でもしっかりと飛ばせる感覚がありました。
操作感
とても巻き心地がよく素晴らしいです。メタルローターの恩威は大きいと思います。
家でくるくるしてる時は当たり前のように巻き心地がよかったのですが、いざ負荷がかかるとどうかな?という懸念はありました。
実際使用してみると負荷がかかった状態でも変わらない巻き心地を体感できました!良い!
ファイト時の巻き上げ強さと剛性
いざサワラがヒットした瞬間、24ツインパワー4000XGのパワフルさを実感しました…
と言いたかったのですが、ごめんなさいサゴシしか釣れてません。
サゴシには十分すぎるパワーと剛性…ゴリまきです。
ライントラブルは発生したのか?
一方で、やはり心配していたライントラブルについても報告が必要です。結論から言えば皆無でした。
ヒゲもエアノットもありません。
無意識にラインメンディングを行っているからかもしれませんが(かっこいい)、巷で言われているようなトラブルは一切ありませんでした。ラインスラッグを出しまくっているにも関わらずです。
密巻きによる影響も懸念していましたが、ジャーキングのリズムを崩すことなく操作できました
基本的なラインメンディングの所作(無駄にラインを出しすぎないなど)ができていれば全く問題ないのではないでしょうか?
ラインメンディングについて
ラインメンディングすればトラブル無し、と言っていますがラインメンディングがわからない人向けに、当日行っていたラインメンディングについて書いておきます。
あくま私のやり方ですので人によって色々あると思います。すごい基本的なことしかやってませんが参考になるかな?
ラインメンディングの手順
- 1キャストする
- 2着水したらラインを止める
- 4フォールさせる場合はラインが張るまでラインを押さえておく
フォールさせない場合は6へ - 5テンションがかかったらフォール開始、フェザリングしてラインを送り込む
- 6着底or巻きたいレンジに到達したらベールを戻す。
この時に手でラインをラインローラーにかける(これはただの癖なのでやらなくてもいいかも) - 7フローティングの場合は風でラインがたわんでると思うのでロッドを下げたりしてラインテンションを保ちながら巻き取る
- 8巻く!
文で書くとわかりにくいし意外と手順多く見えますが、慣れると無意識に行えるようになるはずです。
一応動画もあるので貼っておきます。
まとめ
今回の釣行で、24ツインパワー4000XGの進化と実力を十分に体感しました。
密巻きによる飛距離の向上は大きなメリットだし、パワフルな巻き上げ性能もサワラキャスティングには適しています。何より使っていて非常に気持ちがいいです。一度このキャストフィールを体験してもらいたい。
ライントラブルを気にする方も多いかと思いますが、ラインメンディングをしっかりすれば大きな問題はないでしょう。
とはいえ、今回はボートキャスティングで使用したので、向かい風のシチュエーションもあまりなく、安定していただけかもしれません。
向かい風爆風下での使用や、他の番手でのエギングやアジングなど、よりトラブルが発生しそうな釣りに使ってみたくなりました。
多分いっぱい買う
出費…
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