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アジングで釣れない方へ、アジングで最初の一匹を釣る方法

釣り
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アジングの魅力とは?

アジングは、手軽で楽しく、初心者から上級者まで幅広い釣り人に人気のある釣りスタイルです。

ライトタックルと簡単な仕掛けで、都市近郊の港でも楽しめるため、初心者でも始めやすい一方、その日のヒットパターンを探求することで、釣果を伸ばす奥深さもあります。

初めの一匹を釣り上げたときの達成感は格別で、釣りへのモチベーションを大きく引き上げます。そしてアジは美味しい!「釣って食べる楽しみ」も魅力のひとつです。

この記事を見ている方は、すでにアジングは始めているけど全然釣れない!という方だと思います。なのでおすすめタックルなどは割愛。最初の一匹を釣るにはどうすれば良いのか?を解説していきます。

結論:これだけ守れば釣れる!

釣れている場所で釣れている人の真似をする

細かいことはいいんだよ、とりあえずどうすればいいか教えて欲しい、という人はこれだけ読んでくれれば大丈夫です。

釣れている場所でとにかく釣れている人を観察してください。

どれだけ投げてどれだけフォールさせて、どんなアクションをしているのか。それでも釣れないなら直接何グラムのジグヘッドでどんなルアーを使っているのか聞いてください。

「すごい釣りますね、上手いですね」と言って声をかければみんな気持ちよく教えてくれますよ。

ここから下はそれなりに詳しい解説です。

アジとはなにか

釣果を上げるには相手を知ることが重要です。どうでもいい人は飛ばしてください。

アジングのメインターゲットである「マアジ」の生態についてまとめます。

真鯵(マアジ、Trachurus japonicus)

分布と生息域

  • 真鯵は、日本近海から東シナ海、黄海、さらにはオーストラリア近辺に至る広い範囲に分布します。日本ならどこにでもいるという認識であっています。
  • 沿岸から外洋まで幅広く生息します。
  • 夏場は沿岸近くに移動し、冬は比較的深場に移動する回遊性があります。

形態と特徴

  • 体はやや細長く、側線沿いに「稜鱗(りょうりん):俗称ぜいご」と呼ばれる硬い鱗が並んでいます。これにより身を守る機能があります。尻尾から食べられることを想定した防具なんでしょうが、捕食側も知っているため逆から食べられます。
  • 背部は青みがかかり、腹部は銀白色。成魚で30cm程度、まれに40cm以上(ギガアジ!)50cm以上(テラアジ!)に成長する個体もいます。

食性

  • 肉食性で、主にプランクトン、小型甲殻類、小魚を捕食します。
  • 夜行性の一面もあり、夕方から夜間にかけて活発に活動し、餌を捕食します。アジングが夜釣りやすいのはこのためです。

繁殖

  • 繁殖期は地域によって様々で、水温が20℃前後になると活発に産卵します。水温21度が好きみたいです。
  • 産卵は沿岸部の浅瀬で行われ、一度に数十万個の卵を放出します。卵は浮遊性で、孵化まで約2~3日かかります。20時間という文献がありました。
  • 孵化後の稚魚は、流れもなどに付き、潮の流れに乗って成長し、比較的早く群れを形成します。

天敵

  • サバやブリなどの大型魚、イルカ、鳥類が主な天敵です。神様が美味しく作ったので天敵しかいません。
  • 小型魚としては逃げ足が速く、群れを成すことで捕食者から身を守ります。

アジングで釣るためのポイント

ポイントの選び方

アジングでは「どこで釣るか」が最初の一匹を釣る鍵を握ります。アジがいない場所でアジングをしても一生連れません。

お好み焼き屋さんで牛丼を頼んでも「は?」って言われます。

初心者にもおすすめな場所

初心者におすすめの釣り場として、港湾エリアや防波堤、小規模な漁港が挙げられます。これらの場所は足場が良く、アジも集まりやすいため、釣果が期待できます。

また、アジは夜に活発に餌を追うのため、夜釣りが基本です。特に、常夜灯があるエリアはプランクトンが集まるため、それを目当てにアジが寄ってくる傾向があります。ポイント選びの際は、人が多すぎる場所は避け、静かなエリアを狙うのも良いでしょう。

情報収集

釣り場の選び方で失敗しないためには、事前の情報収集が大切です。

地域の釣具店で、最近のアジの回遊情報を確認したり、他の釣り人のSNS投稿をチェックするのも効果的です。また、Googleマップを活用して潮通しが良さそうな場所や、常夜灯の有無を確認するのも賢い手段です。

さらに、天候や潮汐も釣果に大きな影響を与えます。風が強い日や雨天では、慣れないとそもそもアタリが取れないことがあるため、穏やかな日を選ぶのがベターです。

潮回りでは「小潮」「長潮」よりも「大潮」「中潮」の方が魚が活発に動きます。

ポイント選びのポイント 

  • 潮通しの良い場所を狙う
  • 常夜灯の周辺に魚が集まりやすい
  • 穏やかな日の満潮前後が狙い目

アジングにおける基本テクニック

アジングでは、シンプルな釣り方でも結果が出やすい反面、いくつかの基本テクニックをマスターすることで釣果を安定させることができます。

キャスト&リトリーブ(ただまき)

投げてまく!

広範囲を探るために、軽いジグヘッドを遠投し、ゆっくりと巻いてくる方法です。リトリーブのスピードを一定に保つことで、レンジをキープしましょう。

カーブフォール

ラインテンションを保ったまま、リールを巻かず、ルアーが自然に沈んでいくのを待つ方法です。潮に流されながらアジがルアーにアタックしやすい状況を作り出します。

リフト&フォール

リールを数秒巻いて、竿を軽く上げてから落とす動作を繰り返します。

小さな跳ね上げと沈みが、プランクトンを演出し、アジの食欲を刺激します。

トゥイッチング

竿先を小刻みに動かしてルアーを不規則に泳がせます。この動きは活性の高いアジをターゲットにする際に有効です。

アタリの取り方とフッキング

アジのアタリは軽く「コツッ」とした感覚や「もぞっ」っとした感覚で伝わります。違和感を感じたら素早く合わせ、フッキングを成功させましょう。アタリをとれるかどうかで釣果は何倍も変わります。

周りは釣れているのに、なぜ釣れない?

周りは釣れているのに自分はアジが全く釣れない方、以下のようなことがありませんか?。

アタリが全くない

ルアーがあっていない

釣り場の近くの釣具店ではローカルのおすすめルアーなどが書いてあるはずです。それを参考にルアーやジグヘッドを購入し、あとは釣り場で周りの人に聞いたり、見たりして色々試してみましょう。

アクションがあっていない

その日その場所でアジの好むアクションは様々です。

いろいろ試してその日のヒットパターンを引き出しましょう。ここがアジングの楽しみと言ってもいいかもしれません。

全然わからない人は、釣れている人をよく見て真似してみましょう。これが一番近道です。

レンジがあっていない

水深5m、アジが表層付近を回遊している状態でいくらボトムをやっても釣れません。

ボトムが取れなくても大丈夫です。フォールの秒数をしっかりカウントして満遍なくレンジを探りましょう。

  • 表層を狙う:水面に波紋があるときや、常夜灯の真下では表層を意識した方が良いです。
  • ボトムを狙う:反応がなければ、ルアーをボトムまで沈めてから巻き始めましょう。アジはボトムを好むことが多いです。
  • 満遍なく探る:秒数をカウントして満遍なくレンジを探りましょう

ワームが正しくセットされていない

基本的にどんな状態でも喰ってくるアジちゃんですが、ワームが曲がっている時は全くと言っていいほど喰ってきません。徐々にずれたりもするので適時確認するようにしましょう。

この見出しも参考にしてください。

アタリが取れない

ラインがたるんでいる

少しなら問題ないですが、大きくラインがたわんでいるとアタリはわかりません。

はらず緩めずを意識するのが大事です。

ロッドを強く握りすぎている

ロッドを強く握るとアタリの感度が鈍ります。

握る必要はありません。手に乗せておけば良いのです。

タックルバランスが悪い

一般的なアジングタックルであれば価格帯は関係なく釣れます。

感度がどうとかありますが、それは釣れてからさらに釣果を伸ばす時の話。

やたら長い、太いロッド。でかいリール。太いライン。

これは見直したほうが良いです。

アタリに気が付いていない

アタリをアタリと気づいていない。結構多いです。

「コンっ」とわかりやすいアタリなら良いのですが、低活性時などは「もぞ」や「むも」といった感じのアタリが多いです。

違和感は合わせていきましょう。

バラしが多い

合わせの反応が遅い

アタリがあってから合わせるまでの反応が遅いと、口にかかる場所が悪くなったり、向こう合わせ気味になったりしてはずれやすくなります。

アタリがあったら即合わせが鉄則です。

ドラグがきつい

ドラグ設定がきつすぎると、魚の口からフックが外れやすくなります。アジは口が柔らかいため、ドラグはやや緩めに設定するのがポイントです。

釣果を伸ばすためのポイント

釣果を安定させるためには、以下の対策が効果的。

めんどくさがらず積極的にやることが釣果を出すための近道です。

ルアーの見直し

釣果が伸び悩んだときは、ジグヘッドの重さやワームの色を見直すことで状況が好転することがあります。

レンジを探る

日によってはころころとレンジが変わることがあります。

急に釣れなくなったということがあれば、レンジを広く探ってみましょう。

釣り仲間との情報交換

現地で他の釣り人と話し、情報を共有することで、ヒットパターンを早く見つけられることもあります。

まとめ

アジングで最初の一匹を釣るのは、魚がいればそこまで難しくはないと思います。

最初の一匹が釣れた時の感覚を忘れず、失敗を糧にして継続していけば、釣果も安定していくでしょう。

アジングの魅力は、釣果だけではありません。自然の美しさや季節の移ろいも実感できます。

例えば、春には産卵を意識した大きめの春アジ、夏にかけては豆アジと呼ばれる小型のアジが多く、秋には20cmを超える大きなアジも狙えるようになります。季節ごとに変わる釣果の変化が、あ〜もうこんな時期かぁとしみじみさせてくれます。

ぜひ今回の記事を参考に、アジングを存分に楽しんでください。

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